2011年 03月 16日
地震から6日目に思うこと |
東日本大震災が起きてから6日が経ちました。
テレビで観るあまりの被害の大きさに愕然とし、しばらくこちらの
ブログに書くべき言葉が見つかりませんでした。
このたびの大震災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
そしていま現在、命をかけて救助や復興にあたられている方々には
本当に頭がさがる思いです。
ひとりでも沢山のかたの命が助かり、一日もはやくまたふつうの日々
(ふつうって、実はすごいことですよね)が過ごせるようになることを
願ってやみません。
ここ数日、被災地から離れた私たちに一体なにができるのかを考えて
いました。そもそもこの時期にお酒のイベントをすることがいいことな
のかも含めて考えていました。
考えて考えて……、いまとても気がかりなのは、あんなにも大きな震災にあわ
れた現場の方々が「元気を出してやるしかない!」と立ちあがってきておられ
るのに、東京で、いま現在幸いにも元気に動ける私たちがただただずっと意気
消沈して、すべてを自粛ムードで過ごしていていいのだろうか?ということです。
このままでは、きっと経済も停滞していくでしょう。
そうすると復興を支えるべきお金も生み出せなくなるのでは?
反対のご意見もたくさんあるとは思いますし、余震も原発もまだまだこの先が
見えない状況のなかなので、当日来られるお客様の安全を第一に考えると、
現時点で、「絶対、開催!」という確約はできませんが、今後の状況を見守り
ながら今回のマルシェでも、わずかであっても被災地を応援できるような仕組
みが考えられないかも含めて検討していきたいと思っています。
そして昨日、こんな状況のなかですが、はじめてのご予約メールを頂きました。
「こういう状況のなかだから準備も難しいと思いますが頑張ってください!こん
な時期だからこそ、自分もこのイベントに参加するなかで、なにかできることがな
いかを考えています。個人的には予約した料理の金額を高くしてもらって、そ
のぶん募金にあててもらいたいくらいです」といったお言葉も頂きました。
そのお気持ちが、本当に本当に有り難いと思ったと同時に、心のなかでモヤモヤ
していたものが、少し吹っ切れました。
今回のイベントのテーマは、「日本酒」そして「人と人との出会い、そしてつな
がり」です。これから先の復興までには、長い長い時間が必要だろうと思います。
私も含めですが、すぐにできる募金、節電をしたあとで、気持ちはあるけれど、
ほかに自分に何が出来るのだろう?と思っているかたは、とても多いのではない
でしょうか。
この時期にお酒を飲む=不謹慎という考え方もあるとは思いますが、一時でもみん
なで集まって、日本人の心をつなぐ酒=日本酒を飲んで、被災地以外で暮らす方々
にも、明日への活力をつけて頂きながら、お酒を飲んで、あるいは食事をして、ま
たはモノを買って、お金を落としてもらうという行為自体が少しでも復興を応援す
ることに繋がっていけばと思っています。
もしかしたら、同じ思いでその場に集まった人との出会いのなかから新しい「今、
自分ができること」が生まれることもあるかもしれません。
日本酒と人と人とのつながり。
日本酒マルシェも、もう一度このテーマに立ち返って、一緒に関わってくださる
方々といまできることを少しずつ考え、進めていきたいと思っています。
テレビで観るあまりの被害の大きさに愕然とし、しばらくこちらの
ブログに書くべき言葉が見つかりませんでした。
このたびの大震災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
そしていま現在、命をかけて救助や復興にあたられている方々には
本当に頭がさがる思いです。
ひとりでも沢山のかたの命が助かり、一日もはやくまたふつうの日々
(ふつうって、実はすごいことですよね)が過ごせるようになることを
願ってやみません。
ここ数日、被災地から離れた私たちに一体なにができるのかを考えて
いました。そもそもこの時期にお酒のイベントをすることがいいことな
のかも含めて考えていました。
考えて考えて……、いまとても気がかりなのは、あんなにも大きな震災にあわ
れた現場の方々が「元気を出してやるしかない!」と立ちあがってきておられ
るのに、東京で、いま現在幸いにも元気に動ける私たちがただただずっと意気
消沈して、すべてを自粛ムードで過ごしていていいのだろうか?ということです。
このままでは、きっと経済も停滞していくでしょう。
そうすると復興を支えるべきお金も生み出せなくなるのでは?
反対のご意見もたくさんあるとは思いますし、余震も原発もまだまだこの先が
見えない状況のなかなので、当日来られるお客様の安全を第一に考えると、
現時点で、「絶対、開催!」という確約はできませんが、今後の状況を見守り
ながら今回のマルシェでも、わずかであっても被災地を応援できるような仕組
みが考えられないかも含めて検討していきたいと思っています。
そして昨日、こんな状況のなかですが、はじめてのご予約メールを頂きました。
「こういう状況のなかだから準備も難しいと思いますが頑張ってください!こん
な時期だからこそ、自分もこのイベントに参加するなかで、なにかできることがな
いかを考えています。個人的には予約した料理の金額を高くしてもらって、そ
のぶん募金にあててもらいたいくらいです」といったお言葉も頂きました。
そのお気持ちが、本当に本当に有り難いと思ったと同時に、心のなかでモヤモヤ
していたものが、少し吹っ切れました。
今回のイベントのテーマは、「日本酒」そして「人と人との出会い、そしてつな
がり」です。これから先の復興までには、長い長い時間が必要だろうと思います。
私も含めですが、すぐにできる募金、節電をしたあとで、気持ちはあるけれど、
ほかに自分に何が出来るのだろう?と思っているかたは、とても多いのではない
でしょうか。
この時期にお酒を飲む=不謹慎という考え方もあるとは思いますが、一時でもみん
なで集まって、日本人の心をつなぐ酒=日本酒を飲んで、被災地以外で暮らす方々
にも、明日への活力をつけて頂きながら、お酒を飲んで、あるいは食事をして、ま
たはモノを買って、お金を落としてもらうという行為自体が少しでも復興を応援す
ることに繋がっていけばと思っています。
もしかしたら、同じ思いでその場に集まった人との出会いのなかから新しい「今、
自分ができること」が生まれることもあるかもしれません。
日本酒と人と人とのつながり。
日本酒マルシェも、もう一度このテーマに立ち返って、一緒に関わってくださる
方々といまできることを少しずつ考え、進めていきたいと思っています。
by sakemarche
| 2011-03-16 20:34
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