2011年 01月 20日
ごあいさつ |
はじめまして、「日本酒マルシェ」主宰者兼ブログ管理人のトリノウミです。
上石神井でちいさな薬膳料理教室、鳥の巣を開いています。
編集者をしていた20代の頃、自分の生まれ育った鳥取のお酒の美味しさ
を知り、蔵元をまわり地酒の本を企画編集したのをきっかけに、日本酒と
は約15年のお付き合いになります。
そうは言っても、日本酒に対する知識が豊富かといえば、けっしてそんな
ことはなく、ただただ単純にお酒とはおいしい料理のそばにあって、料理
の味を倍増させてくれるパートナーであってくれればいいと考えている私
にはお酒のうんちくは語れません。
そんな酒の素人の私が、果たしてなんで「日本酒マルシェ」などというイベ
ントを立ちあげようと思ったのか?
そこには、とある酒屋さんとの出会いがありました。
日本酒の美味しさを知った15年前から、私と日本酒とのつきあいは時に
近づき、ときに距離を置きながらゆるゆると続いてきたような気がしてい
ます。20代で外飲みの楽しさを覚えた私も、30代になって家庭をもっ
てからは、なかなか外飲みもままならない時期もあり…。
そして40歳が間近に迫った今になって、うち飲みも楽しいけれど、また
美味しいお酒と料理を囲んで、いろいろな人と話したり繋がっていくのも
楽しいかもしれないな…、だんだん自然とそんな気持ちがわいてくるよう
なりました。
そして…そんな時期にたまたま引っ越し先の隣の駅に、大塚屋さんという酒
屋さんがあり、そこで女将の京子さんと出会うこととなったのです。
この女将さん、とても日本酒を愛し、真摯な姿勢で商いをされているのはもち
ろんなのですが、お酒をご自身の食卓とつなげて等身大でとらえておられると
ころに親近感を感じました。そしてなによりその好奇心旺盛で実験好きなキャ
ラクターに惹かれ、久しぶりに私の心に火がつきました。
「なにかこの人とは、一緒に面白いことができる気がする!」
発酵学者の小泉武夫さんが、むかしなにかの雑誌に「人生は発酵だ!」という
ようなことを書いておられました。微生物が発酵する(わく)ように、人間も
わくわくしてして生きていこうじゃないか。
なるほど、いい言葉だ!と思いました。
そうです。人生いろいろありますが、やっぱりおいしいものを食べて、おいし
いお酒を飲んで、そしてたくさんの人との出会いを糧にわくわくしながら生き
ていきたいじゃないですか。
大塚屋さんだけでなく、今回一緒にこのイベントを盛り上げてくださるみなさ
んは、陶芸家、イラストレーター、和菓子教室の先生、ふだんは洋服のデザイ
ナーをしながら日本酒の会を主宰されているかた、元古本屋店主、劇場主宰者、
将来自分のcafeを持つことを目標にしているジャム教室の先生、音楽をこよな
く愛する飲み屋のマスター、居酒屋の名物女将など、ほんとに職種も立場もさ
まざまです。
でも、みんなが心に面白がりの「わくわくの種」を持っている、そんなところ
で繋がっているような気がしています。(みなさんおひとりおひとりのご紹介は
、今後こちらのブログに順次載せていきますね)
日本酒のむずかしい話は、まずはよこに置いておいてふらっと市場にでかける
ような感覚でお酒と一緒に、おいしいお料理や、お酒にまつわる展示、買い物
を楽しみながら一日過ごしていただける、そんな空間が「日本酒マルシェ」の
目指すところです。
すでに日本酒好きなかたはもちろん、これまであまり日本酒を飲んだことがな
い、そんなかたにこそ訪れていただきたいイベントです。
日本酒とのおいしい出会い。そして日本酒を触媒として、当日イベントを訪れて
くださるみなさんとの間で起こるであろう「出会いの化学変化」を楽しみに、ぜ
ひぜひ遊びにいらしてください。
上石神井でちいさな薬膳料理教室、鳥の巣を開いています。
編集者をしていた20代の頃、自分の生まれ育った鳥取のお酒の美味しさ
を知り、蔵元をまわり地酒の本を企画編集したのをきっかけに、日本酒と
は約15年のお付き合いになります。
そうは言っても、日本酒に対する知識が豊富かといえば、けっしてそんな
ことはなく、ただただ単純にお酒とはおいしい料理のそばにあって、料理
の味を倍増させてくれるパートナーであってくれればいいと考えている私
にはお酒のうんちくは語れません。
そんな酒の素人の私が、果たしてなんで「日本酒マルシェ」などというイベ
ントを立ちあげようと思ったのか?
そこには、とある酒屋さんとの出会いがありました。
日本酒の美味しさを知った15年前から、私と日本酒とのつきあいは時に
近づき、ときに距離を置きながらゆるゆると続いてきたような気がしてい
ます。20代で外飲みの楽しさを覚えた私も、30代になって家庭をもっ
てからは、なかなか外飲みもままならない時期もあり…。
そして40歳が間近に迫った今になって、うち飲みも楽しいけれど、また
美味しいお酒と料理を囲んで、いろいろな人と話したり繋がっていくのも
楽しいかもしれないな…、だんだん自然とそんな気持ちがわいてくるよう
なりました。
そして…そんな時期にたまたま引っ越し先の隣の駅に、大塚屋さんという酒
屋さんがあり、そこで女将の京子さんと出会うこととなったのです。
この女将さん、とても日本酒を愛し、真摯な姿勢で商いをされているのはもち
ろんなのですが、お酒をご自身の食卓とつなげて等身大でとらえておられると
ころに親近感を感じました。そしてなによりその好奇心旺盛で実験好きなキャ
ラクターに惹かれ、久しぶりに私の心に火がつきました。
「なにかこの人とは、一緒に面白いことができる気がする!」
発酵学者の小泉武夫さんが、むかしなにかの雑誌に「人生は発酵だ!」という
ようなことを書いておられました。微生物が発酵する(わく)ように、人間も
わくわくしてして生きていこうじゃないか。
なるほど、いい言葉だ!と思いました。
そうです。人生いろいろありますが、やっぱりおいしいものを食べて、おいし
いお酒を飲んで、そしてたくさんの人との出会いを糧にわくわくしながら生き
ていきたいじゃないですか。
大塚屋さんだけでなく、今回一緒にこのイベントを盛り上げてくださるみなさ
んは、陶芸家、イラストレーター、和菓子教室の先生、ふだんは洋服のデザイ
ナーをしながら日本酒の会を主宰されているかた、元古本屋店主、劇場主宰者、
将来自分のcafeを持つことを目標にしているジャム教室の先生、音楽をこよな
く愛する飲み屋のマスター、居酒屋の名物女将など、ほんとに職種も立場もさ
まざまです。
でも、みんなが心に面白がりの「わくわくの種」を持っている、そんなところ
で繋がっているような気がしています。(みなさんおひとりおひとりのご紹介は
、今後こちらのブログに順次載せていきますね)
日本酒のむずかしい話は、まずはよこに置いておいてふらっと市場にでかける
ような感覚でお酒と一緒に、おいしいお料理や、お酒にまつわる展示、買い物
を楽しみながら一日過ごしていただける、そんな空間が「日本酒マルシェ」の
目指すところです。
すでに日本酒好きなかたはもちろん、これまであまり日本酒を飲んだことがな
い、そんなかたにこそ訪れていただきたいイベントです。
日本酒とのおいしい出会い。そして日本酒を触媒として、当日イベントを訪れて
くださるみなさんとの間で起こるであろう「出会いの化学変化」を楽しみに、ぜ
ひぜひ遊びにいらしてください。
by sakemarche
| 2011-01-20 18:57
| 主宰者あいさつ